生まれて初めて、交通事故に会いました。
そのときお付き合いしていた彼との待ち合わせに、地元の登別マリンパークニクスに向かって車を運転している途中、対向車がスリップして、こちらの車線に飛びこんできたのです。
正面衝突でした。

車は完全にオシャカ。幸い、シートベルトとエアバッグのおかげで打撲程度で済んだのです。
ただ、衝突直後は胸部が痛くて、救急車を呼んでもらいました。

これも生まれて初めての経験でした。
ストレッチャーとかいうものに乗せられ、救急車の中に入れられました。
「寒いですか?」
と訊かれ、毛布を2枚重ねてもらったりして、親切にしていただきました。
「バイタル測定」
などと隊長らしき人が命じ、若手がいろいろ測定していました。
血圧、体温、呼吸数、心電図といったところかな。
ストレッチャーに横になっているそばに表示機があって、数値とかグラフとかが出てきます。
(これは何の数値だろう?)
などと考えながら見ていました。
やがて受け入れの病院が登別病院へ決まり、走り出しました。
行った事のある病院でちょっとホッしたのを覚えています。
全く知らない病院へ初めての救急車で向かうのも不安ですもんね。

そこで感じたのは、走っている救急車の中というのは、意外に揺れるということです。
実は、昔読んだ漫画に「め組の大吾」とかいうのがあって、その中で、救急車の中が非常に静かで安定している、という描写がありました。
そのせいで、救急車というのは揺れないようにできている、と誤解していたのです。
実際には、揺れますね。
へたをすると乗り物酔いをしてしまいそうな感じでした。
もちろん、命のほうが大切なのですが。

で、受け入れ先の登別病院の救急搬送の場所に運び込まれました。
病院の外来へはしょっちゅう行ったことのある病院なのですが、そこは初めての場所です。
だだっぴろいホールをカーテンでぜいたくな広さに仕切って、各コーナーにベッドがひとつ置いてある、といったつくりです。
コーナーのひとつに運ばれ、看護士さんがひとりつきました。これもずいぶんと贅沢ですね。
救急搬送でビックリしているわたしにとっても優しくしてくれた看護師さん。
どうやらまだ新人看護師さんのようでしたが、わたしは安心して待つことが出来ました。
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でも考えてみれば、事故で全身血まみれになって運び込まれる人もいるでしょうし、急病で倒れて瀕死の状態で運び込まれる人もいるでしょう。
やはり、それだけのスペースと人員配置は必要なのでしょう。
そういう意味では、(結果として)命に別状はなかった私にとっては申しわけないような待遇でした。